記憶って、思い込みですり替わる。

おはようございます。

吹き抜けの我が家は、冬はそれはそれは寒い!!!
えっ?外ですか?っていうくらいの寒さです。
もう既に、夜中にパソコンを打つ手が
かじかんで、動きにくい私です。

母に愛されていないと思い込んでいた記憶。

小さい頃から、素直な妹と違ってひねくれていた私。
その上引っ込み思案で内弁慶。
素直に『ありがとう』とか、『ごめんなさい』
が言えない、かわいげの無い幼少期・・・。

言いたい事を本音で言いすぎる私とは対照的に
母は、ベラベラ本音を話さない大和女。
昭和の母と言った感じで黙って耐える女。

父に何か言われても、言い返さずに耐える。
娘(私だけ)にえらそうに口答えされても耐える。

その姿勢が、昔はすごく弱く見えました。
自分の言いたい事も言葉にできないんだね。
我慢ばっかり。自分が無いんだね。

そして、父ばかりかばう母に、
『愛されていない。』と思い込み、
私みたいな娘がいて、かわいそう。
でも、まだ妹がいて良かったやん。と思ってました。

記憶は、思い込みですり替えられる。

いっぱいしてくれたことも、あったのに。
いっぱい一緒に出かけた事も、あったのに。

いつのまにか、自分の勝手な思い込みで
記憶ってすり替わっていくんですよね・・・。

黙って耐える姿に、私より父が大事なんだと思い込み。
妹と仲のいい姿に、私なんかいない方がいいと思い込み。
親も選べないけど、子供も選べないってかわいそう。

とにかく、勝手に、1人で思い込みまくってました。

私がいない方が楽しいんじゃないの?と
家族で出かけようと誘われても断るようになりました。
(父母妹でカラオケや映画に行ったりしてたなあ・・・)

いつからなのか。なぜなのか。
自分でもよくわかりません。
思い込みです・・・。

片づけは、思い込みを紐解く作業。

母と納戸を片づけた時、私の幼稚園の制服が出てきました。

『かわい過ぎて取ってあるねん。よう似合ってたから。』

作ってくれた給食のコップ入れとか。
七五三に着たドレスとか。

料理のレシピの手書きのノート。
父と母の新婚時代のデートの写真。
学生時代から集めてたらしい土産物たち。

愛されてたとか、いないとか、
親として正しかったとか、間違ってたとか、
こうして欲しかった、ああ言って欲しかったとか、
そんな事は、もうどうでも良い!!!

ただ、母も色んな時代を生きてきたんだなという事。
その時、その時、私と同じように悩んだり、
後悔したり、泣いたり、笑ったり・・・。

母の生き方。私の生き方。それぞれある。

色々あって、今がある。と実感したら、
これから先も、笑顔で暮していって欲しいなあ。
そう素直に思えました。
できる事を、していきたいなあ。

本日のおへそ。

本当に、片づけは、世代を繋ぐ力があります。

100人いたら、100通り。
人生は、素晴らしい。

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